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2006年9月

2006年9月26日 (火)

夢の島、熱帯植物園

オフィシャルサイト:都立 夢の島公園 > 熱帯植物館案内

夢の島は、新木場駅から徒歩数分でいける。
新木場は交通の便がいいので、便利だと思う。

夢の島公園にはいると、両脇に花がたくさん咲いた道があって、まるで夢の島公園全体が熱帯植物園のようでいい感じ。もちろん、芝生でお弁当を食べるエリアもあるから、準備をしてくるといいかも。

で、肝心の熱帯植物園だけれども、これはお薦め。一度は行っておきたいスポットといったところ。
なんていうのか、ただ単に植物が植えてあるんじゃなくて、凄く工夫がしてある。
文章で説明するのは難しいけど、屋内に滝があったり、トンネルがあったり、ジャングルみたいになっていたりと、ちょっとディズニーランドっぽい構造になっていて、その中にいろんな熱帯植物がある感じ。
あと、食虫植物の展示もしっかりしていて、おもしろい。

ゆっくり回れば1〜2時間は遊べると思う。
料金も大人一人250円でほとんど無料みたいな感じ。

東京に旅行に来た人がわざわざ来る場所かというとNoだけれども、東京・千葉に住んでいる人なら一度は行くべし。

ただ、夢の島公園自体はそこまでお薦めな公園というわけじゃなくて、公園目的だったら1つ隣の駅の葛西臨海公園に行った方がいいと思う。
海も見えるし、純粋にピクニックとかバトミントンみたいなことをやりたいなら断然葛西臨海公園の方がいい。

後注意点として、新木場駅周辺には何もない。
何もないというのはご飯を食べられるところとかおしゃれなきっさんとかは一切ないということ。
あるのは吉野家とかドトールとかサブウェイのみ。
まあ、移動すりゃいいんだけどね。


植物園の建物はおしゃれでかっこいい。
周りに生えている白い花は「そばの花」。
200609231403000

2006年9月25日 (月)

乳頭温泉郷にある孫六温泉に行く

衝撃の連続だった…、孫六温泉を一頃で言うとこうなる。
乳頭温泉郷の一番奥の奥にある孫六温泉。それはびっくりすることの連続だった。孫六温泉に行くには、それなりの覚悟をした方がいいと思う。けれども逆に言えば、乳頭温泉郷に行くなら、孫六温泉しかないだろうと思う。
それくらい個性的な温泉が孫六温泉だ。
詳しくは知らないけれども、少し昔まで孫六温泉には電気が通っていなかったらしい。今もその名残があって、各部屋には白熱電球1つしかない。冷房も扇風機も冷蔵庫もテレビもちろんない。部屋を含めて、そこら中にアブが飛んでいる。玄関を出れば蛇もいた。
そして一番凄かったのが温泉だ。昼はいいだろう。問題は夜。
露天風呂といえば響きがいいけれども、孫六温泉の夜の露天風呂は恐怖そのもの。虫や獣がいる中、明かりもほとんどない中で露天につかる恐怖といったら、お化け屋敷の比ではない。マジ恐怖!
ってか、温泉に行くまでも結構怖い。孫六温泉の温泉は全部寝る場所とは少し離れたところにある。つまり、一回玄関を出ないといけないんだけど、夜は真っ暗なんだよね。
んで、脱衣所とかも電気はあるものの、白熱電球1つみたいな。で、屋内の温泉も、これがまた怖い。掘っ立て小屋みたいな作りで、白熱電球が1つしかないから、湯船の底が見えない。
言葉通り“震えながら”お風呂に入った感じ。
虫が怖かったり、暗いのが嫌いだったりする人は来ない方がいい。マジ恐怖。
まあ、出来る限り昼間のうちに温泉に入っていた方がいい。
けど、混浴ばっかりなんだよねー。そして、露天は外から丸見え。
昼間は別の意味で怖い。
丸見え露天。

孫六温泉の特徴として、乳頭温泉郷にある他の温泉は車道のすぐそばにあるのに対して、歩いていかない山道の奥にあるというポイントがある。だいたい10分から15分くらいの距離にある。この途中の道が結構綺麗で、楽しい。が、街頭は一切ないため、夜は歩けない。

ちなみに、星空がとても綺麗だった。

◆晩ご飯について
晩ご飯は普通においしかった。ガイドブックに載っているとおり、きりたんぽ鍋も食べられた。ご飯は食堂みたいなところで、みんなで食べる。

◆部屋について
さっきも書いたとおり、白熱電球1つ以外何もない。
しかし、8月の中旬に行ったにもかかわらず、あんまり暑くなかった。近くに川が流れているせいか、夜は結構涼しいくらい。
冬はストーブを貸し出してくれる(有料@1000円)。

◆どうやっていくの?
多くの人は車で来ているっぽい。
僕はJR田沢湖駅からバスできた。
バスは1時間に一度朝8時頃から夕方の5時頃まで1時間おきに走っているから便利。
最初は夕方の5時までしか走っていないのが不便だなぁと思っていたけれども、5時以降は暗くなってしまうため、該当がない乳頭温泉郷では歩くのさえ困難な状態になるから当たり前のダイヤだと思う。
車で行く場合も、日があるうちに訪れた方がいいと思う。
後、僕は夕方ギリギリに到着したけれども、出来るならば早めに到着した方がいいと思う。乳頭温泉郷のいろいろな宿の温泉を回るのが楽しいと思うからだ。僕はこれが出来なくて非常に後悔。


◆総評
怖いとか何だとか書いてきたけれども、なんだかんだといってお薦めなのは間違いない。
過ぎ去ってしまえば、あの恐怖もいい思い出。
暗闇の中で、恐怖を感じながら温泉に浸る機会というのも他ではあんまりないんじゃないだろうか??


孫六温泉に行く途中の道。
Magoroku_way


孫六温泉の本体。旅館の部分。孫六温泉はいくつかのパーツにわかれている。
Magoroku_front


孫六温泉の寝る部屋。まあ、何もない畳の部屋。
Magoroku_room


孫六温泉は、旅館と温泉が徒歩30秒くらいの距離で離れている。
で、看板。
Magoroku_board


温泉がある建物。
内湯用の建物で、内湯のすぐ隣が露天風呂になっている。
この写真でわかるとおり、ござで少し隠れているけど、全然隠れていなくて、丸見え。
Magoroku_onsen


で、この温泉が夜はこんな感じになる。
恐怖感が伝わるだろうか???
Magoroku_night


(参考)
乳頭温泉郷に行くなら、田沢湖もついでによるととてもいいと思う。
同じバスで行けるし、レンタカーでも便利。
旅行・観光レビューブログ: 秋田の田沢湖を観光する

2006年9月23日 (土)

八幡平へレンタカーで行く

八幡平頂上付近は湿地帯があったり、沼があったりととても綺麗なところらしい、ということで、レンタカーを借りて行ってみた。

八幡平頂上に行くには、レンタカーかバスしかないのだがバスは一日に3本しかなく、現実的ではない。よって、レンタカーを強くお薦めする。
八幡平へ行くに当たって、Webで情報を集めてみたのだけれども、あまり存在しない。
そのため、観光協会オフィシャルホームページを参考にして、直接観光協会へメールで聞いてみた。
八幡平市観光協会の八幡平頂上付近の解説ページ

(質問1)八幡平市観光協会の八幡平頂上付近の解説ページにかかれている黒谷地湿原コースというのに興味があるのですが、「若干の体力と装備が必要です。」とかかれています。実際のところ、どのくらい大変なのでしょうか。また、具体的にはどのような装備が必要なのでしょうか。

黒谷地バス停から黒谷地展望台までは木道がついており、歩きやすくなっていますが、黒谷地から源太森にかけては石がごろごろしている登りの道なので、歩きにくいです。
特に特別な用具などは必要ありませんが、軽い散策のつもりでお越しになるとちょっとつらいかもしれません。

んで、実際に行って散策してみた感想。
いわゆる湿地帯用の板が張ってある箇所もあるものの、岩がむき出しで、立体アスレチックぽいところもある。まさに、石がごろごろしている登り道だった。途中、50代くらいの女性がいたが、あきらめて戻っていた。しかし、普通に元気な10代、20代、30代なら楽勝だと思う。 小さな子供がいるならやめた方がいい。
ちなみに、特別な装備はいらないと思う。普通の運動靴なら楽勝。でも、ハイヒールは無理があると思う。

(質問2)黒谷地湿原コースや黒谷地湿原・茶臼岳コースでは、行くときに最寄りの駐車場に車を止めると、帰るときにどうすればいいのでしょうか。つまり、スタート地点とゴール地点が遠く離れているため、スタート地点に車を止めると帰ってこられないように思います。

黒谷地バス停に車を止めて、黒谷地バス停から源太森を通り、八幡沼、見返峠を通り、山頂のバス停(レストハウス)までという散策コースでは約2時間です。
そして頂上から黒谷地を通るバスに乗車してください。
頂上出発のバス時間は12時30分、14時30分、15時15分黒谷地バス停までは5分です。
黒谷地バス停には5〜6台の車をとめることができます。

実際この回答通りだ。
バスは3本しかないため、かなりリスキー。
僕はあきらめて、黒谷地湿原コースを途中まで行って、帰ってくるという往復作戦で観光した。

(質問3)バスの本数が少なくて不安です。実際のところはどうなんでしょうか?

おっしゃるとおりバスの本数は少ないです。
散策が目的であれば盛岡駅前乗り場9時40分発の自然散策バス(高速)が便利です。
料金が安い上(1,000円、路線バスは1,320円)に、記念品(クマ鈴)と、山頂での無料ガイド(約3時間)がついています。
帰りは山頂バス停発15時10分、盛岡駅着17時5分です。
通常の路線バスは盛岡駅発9時47分、10時47分(途中乗り換えあり)、12時12分(乗り換えあり)の3本です。
もし、乗り遅れた場合は最寄のタクシーをご利用下さい。
(八幡平観光タクシー0195−78−2210)
散策後は松川温泉、または八幡平温泉郷へのご宿泊もお勧めです。


(質問4)どれくらいの観光者が八幡平には訪れるのでしょうか?
観光入込みということですが、八幡平地域(旧松尾村)ということであれば
16年度のデーターで年間195万3千人、8月には28万9千人という数字が出ています。 (山頂でのデーターは取っていませんが、昨年度の散策ガイド案内数は5,000人を超えています。)

実際、観光客は凄く多かった。
ってか、かなり多い。
ゆっくり静かに自然を楽しみながら散策するという雰囲気にはなりにくい。
しかし、黒谷地湿原コースとかになるとぐっと人は少なくなるから、静かに散策できる。
季節にも夜だろうけど、八幡平頂上付近は人が多いのを覚悟した方がいい。

(質問5)天気ってどんな感じでしょうか?天気が悪いと楽しめないですよねぇ?
お天気についてはなんともいえません。6月中もすばらしい眺望が望める日もあれば、霧のためまったく視界の聞かないこともあります。
アスピーテラインの入り口に松尾八幡平ビジターセンターがありますがこちらでは大型スクリーンによって十和田八幡平の映像を見ることができますのでお天気の悪い日にはこちらに起こし下さい。八幡平市観光協会の事務所もこちらにあります。

ぶっちゃけ、天気が悪かったらそもそも八幡平にいけないと思う。
かなり上り下りが激しいカーブの多い坂道だから、危ない。
それに、苦労していったとしても絶対につまらない。
天気が悪いならあきらめた方がいいだろう。


◆八幡平頂上へレンタカーで行く方法
レンタカーで行く場合は、大きく分けて二つの選択肢がある。個人的はどちらでもいいと思うが、違いを検証してみる。
(1)盛岡駅からレンタカーを借りて行く
盛岡駅を拠点として観光するときには便利。ただ、盛岡市内を抜けないといけないのと、高速道路に乗らないといけないところがデメリット。高速道路の料金は片道900円。

(2)いわて沼宮内駅からレンタカーで行く
個人的なお薦めはこっち。駅前から自然が広がっていて、ドライブしていて楽しい。ガソリンスタンドも、目の前にあって、給油が楽というメリットもある。デメリットとしては、盛岡駅からさらに電車に乗らないといけないところ。新幹線ならあっという間だけれども、追加料金がかかる。ただ、僕は東北フリーパスを使っていたから、無料でこられた。

(1)、(2)ともに、かかる時間はあんまり変わらないと思った。次に行く場所とか、どこのホテルに泊まるかによって決めればいいと思う。

◆八幡平頂上へレンタカーで行くときの道について
当日知ったのだけれども、八幡平頂上へ行くには2つのルートがある。1つは樹海コース。もう一つはアスピーテラインコース。八幡平頂上へ向かう途中に分岐点があって、右に行くとアスピーテライン、左に行くと樹海コースといった感じだ。到着地点は同じだから、行きは樹海コース、帰りはアスピーテラインコースといったように両方のコースを楽しむのがお薦め。個人的には、樹海コースから行った方がいいと思う。
文章で書いてもわかりにくいから、Google mapで図示してみた。
このページを見てみて欲しい。
 => 八幡平周辺地図・解説

(1)樹海コース
名前の通り、森の中を走る感じ。上り下りが多く、カーブも多い。途中に川が流れていて、車を止めて立ち寄れるようになっている。川の水は当然綺麗で、楽しい。あと、途中に温泉とかもあるみたいだけど、僕は立ち寄らなかったからよくわからない。

(2)アスピーテラインコース
ずっと上り坂が続く感じのコース。上ったり下ったりということはない。眺めがよくて、あたりを一望できる。いわゆる景色を眺めながらのドライブという意味ならこっちの方が楽しいかも。ただ、登りだと景色があまり見えないから、帰りの下りの方がお薦めな気がする。頂上じゃなくて、黒谷地湿原コースとかを散策したいなら、アスピーテラインコースの途中にその入り口がある。

◆頂上に行くには結局どうすればいいの?
これが案外迷ったので書いておく。樹海コースとアスピーテラインコースと田沢湖へ行くための道が3つ交差しているポイントがあって、ちょうどそこに「八幡平山頂レストハウス」があって、そこが有料駐車場(450円だったはず)になっている。頂上に行くには、そこに車を止めて、歩いていく感じ。バス停とかもここにある。秋田県と岩手県の県境ポイントでもある。

◆八幡平頂上レストハウスについて
まあ、いわゆる観光地にある売店的なノリ。食堂もあるけれども、期待しない方がいい。というか、まあ、いわゆるおいしくないレストラン。カレーが無難だと思う。トイレや地図がもらえる。おみやげも買える。逆に言うと、ここ以外でご飯を食べることが出来ない。

◆レストハウスから頂上までの道のり(歩いた感想)
僕が訪れたときは、とにかく観光客が多かった。何が多いかというと、団体の観光客。観光バスに乗った団体さんが次々とやってくる感じ。んで、レストハウスから頂上に行くわけだけれども、結構急な坂道が続く。八幡沼・ガマ沼展望台コース[約40分・往復1.8km]を歩くと結構疲れる。40分と書いてあるけれども、途中写真を撮ったり、じっくり景色を眺めたりしていたらもっと時間はかかる。
景色はガマ沼が綺麗。しかし、このコースは派湿地帯が一切ないから注意。僕は湿地帯を歩いてみたいと思って訪れたからちょっとショックだった。八幡平のガイドブックにはたいてい、板の上を歩く写真が掲載されているが、あれはこのコースには存在しないから注意したほうがいい。

◆八幡平頂上について
八幡平頂上はびっくりするくらい何もない。何もないのは当たり前なんだけれども、残念なことに景色もない。いい景色を期待して八幡平頂上には行かない方がいい。見えるのは林だけ。展望台になっているんだけれども、何も見えない。八幡平に来たんだから、頂上に行きたくなるところだけれども、もしかしたら来なくていいのかもしれない。

◆ガイドブックに載っているような湿地帯を歩きたい場合には
八幡平頂上を目指すのではなく、八幡沼を一周して戻ってくるコースを選択した方がいい。もしくは、頑張って黒谷地湿原コースをチョイスするのがいいと思う。ただ、黒谷地湿原コースは行ったら帰ってこられないという問題があるから、僕がやったようにコースの中間で引き返すというのがいいのではないかと思う。ちなみに、コースの中間には、景色が綺麗な休憩所っぽい場所があって、ちょうどいい目安になっている(そこまでは約15分)。

◆だいたいどれくらいの時間がかかりますか?
僕が八幡平に行ったときのタイムテーブルを書いてみる(記憶があやふやだからちょっとずれているかも…)。
9:00頃にホテルを出発
9:20頃に盛岡駅から新幹線に乗る
9:40頃にいわて沼宮内駅に到着
10:00頃にいわて沼宮内駅からレンタカーでスタート
11:30頃に八幡平頂上のレストハウスに到着。樹海コースを選択して、途中川とかで遊んだりしたから時間がかかった。
12:00頃まで昼ご飯を食べて頂上まで出発
14:40頃にレストハウスに戻ってきた。かなりゆっくりとガマ沼 => 頂上 => メガネ沼と回ってレストハウスに戻ってきた。
14:50頃に黒谷地湿原コースの入り口までレンタカーで行って、スタート。
15:04頃に中間ポイントに到着。引き返す。
15:20頃にいわて沼宮内駅へ向けて出発。
16:30頃にいわて沼宮内駅へ到着。
17:00頃に盛岡駅到着。
ちょっと、このタイムテーブルだと無理があるかなぁと感じた。もう少し時間にゆとりが欲しいと思った。


◆八幡平の総論
お薦めなのは間違いない。ただ、夏場に行くと結構暑い。日陰が全くない上に、結構急な道を歩くことになるからだ。僕は夏に行ったけど、日傘や防止は必須だと思う。最近JRの駅では綺麗に紅葉した八幡平のポスターを見かけるけど、秋がお薦めなのかも。効用も綺麗だし、気温もちょうどよさそう。
樹海コースの途中にある川もおもしろいし、湿地帯はやっぱり綺麗。ただ、レストハウスから八幡平頂上を往復するだけだと、ちょっと物足りないと思うし、人によってはつまらない旅行だったと感じる人もいそう。せっかく遊びに来たのなら、頑張って黒谷地湿原コースを歩いてみいたい。
ただ、ガマ沼は結構綺麗だから、まあ、これを見るだけでもいいのかも。
あ、あと、八幡平頂上は車で結構時間がかかるから、ゆとりを持った計画が重要。

樹海コース途中の川。
Jukai_river


八幡沼。
あまり綺麗だという印象がなかった…。
Hachiman_numa


これがお薦めのガマ沼。
青色で綺麗。
Gama_numa_2


トンボがたくさんいた。
Gama_numa


八幡平頂上。なーんにもない。
Hacimantai_tyojo


黒谷地湿原コースはこんな感じの景色が続く。凄く綺麗だ。
Sitti


●関連リンク
アンダンテ(安暖庭)は食事が美味しい八幡平のペンション

2006年9月13日 (水)

小岩井農場

実のところついこないだまで、小岩井農場が岩手県にあるとは知らなかった。
しかし、長年小岩井製品を買って食べていると、観光してみたくなるものだ。
岩手や秋田を観光するなら、ちょっと寄り道してみたいところ。

しかし、実際問題小岩井農場を観光するとなると、「寄り道」は厳しい。
厳しい理由は
・交通の便が悪い
・小岩井農場の観光自体に時間をとられる
・小岩井農場に行くと結構疲れる
といったところ。
上から順番に解説していく。

・交通の便について
JRの路線図を見ると「小岩井」駅ってのがあるからそこで下車すれば一発じゃんと思いがちだけど、注意が必要。
小岩井駅に止まる電車は1時間に一本のみ。新幹線は停車しないから、盛岡でのりかなくてはいけない。盛岡で乗り換えて、電車を待っていたりすると結構時間を消費する。
あと、小岩井駅に着いてから、小岩井農場に行くのも簡単じゃない。
JR小岩井駅から小岩井農場へはバスかタクシーだと思う。
タクシーでも数千円(3000円くらいだったかな?)だから、まあ数人で行くなら悪くない選択。
バスは調べていないからわからない。

個人的に一番のお薦めは、盛岡駅から小岩井農場へ直接行く方法だ。
移動手段は
・バス
・レンタカー
の2種類。
どっちも結構便利だと思うけど、コストパフォーマンスはバスが高いかもしれない。
バスはこのページ(小岩井農場)の岩手県交通バス時刻表(網張温泉線)を見ると一目瞭然。
まあ、朝から夕方まで1時間に一本。
1時間に一本あれば、まあ、困らない。

あとは、レンタカー。
盛岡駅から小岩井農場までは広い道をまっすぐ行くだけでたどり着くから楽ちんでお薦め。料金が気にならないなら、レンタカーの方が便利なのは当たり前だろう。
でも、盛岡駅前の道は狭いし、小岩井農場までの道のりで特別寄り道したくなるような場所はないから、小岩井農場目的ならバスで十分。


・小岩井農場の観光自体に時間をとられる
・小岩井農場に行くと結構疲れる
この2つだけれども、自分自身のやる気によってずいぶん違ってくる。
ぶっちゃけて言うと、小岩井農場まきば園は大人が遊ぶところはそんなに多くない。油断していると(1周歩いて)30分くらいでやることがなくなっちゃう感じ。
どんなにがんばっても、1時間。だから、てきぱきと観光を済ませようと思えばすぐ終わる。
でも、それじゃあつまらないから、食事の時間をゆっくりしたり、おみやげ屋さんが結構充実しているから、そこで時間をつぶすかんじで3時間くらいかなぁ。

ただ、これらは適当に観光した場合であって、ふれあいコーナーを全部制覇したり、体験コーナーをまじめにこなしていくととたんに時間を使う。
そういう場合は午前中から遊びに行った方がいいと思う。
(ただ、牛の乳搾り程度なら10分程度で終わる。)

で、体験系にあまり興味がない人はまきば園よりも、その隣にある牛舎を見学した方が100倍楽しいし感動的。
僕もそんなタイプな人間なので楽しかった。
これは現地で初めて知ったのだけれども、小岩井農場の牛舎は文化遺産に登録されている代物で、凄く趣があってハイカラでかっこいい。
何よりも、そんな文化遺産に登録されている建物で、今でも実際牛が飼育されていると言うから驚き。
見学できるのは一部だけど、凄くいい雰囲気で、お薦め。
間違ってもまきば園だけ観光して帰ることがないようにしたい。


自然がたっぷりで、周りの景色も綺麗。
視界をじゃまするようなものは全くなくて、とてものびのびできる。
Koiwai


羊にさわれる。
羊は機嫌が悪かった。。
Koiwai3


これがお薦めの牛舎エリア。
まきば園は遊園地的な意味合いが強いけど、こっちは凄く落ち着いている。
赤い道が綺麗。
Koiwai2


この日は雨が降っていたのだけれども、小雨程度ならギリギリ楽しめるかもしれない。
雨で濡れているのが逆に雰囲気が出ている気がした。
(↓牛舎ね)
Koiwai4

これはなんて言う名前だったか忘れた、、
これも文化遺産だった気がする。
左に見えるのは確か資料館で、小岩井農場の歴史が解説されている。
僕は何も知らなかったから、結構この資料館で勉強になった(結構意外な歴史!?)
Koiwai5


というわけで小岩井農場ですが、単なる自然だけの世界でもなく、かといって人工的な世界でもない。
博物館でもなく、美術館でもない。
動物園でもない。
そんなほかに代え難い体験ができる観光地だと僕は思う。
他にも魅力的な観光地はたくさんあるだろうけれども、小岩井農場は自信を持ってお薦めできる観光地だと思う。

2006年9月 2日 (土)

秋田の田沢湖を観光する

実のところ20年以上も日本に住んでいて、知らなかった湖だった。

日本一深い湖

うーん、学生時代地理で習っていても良さそうなのに記憶がない。
そして、あんまり話題にも上らないと思う。

深さは400メートル以上あって、東京タワーより深い。

そして青い。
まさにコバルトブルー。

まあ、このあたりがガイドブックに載っている田沢湖だろう。

でも、田沢湖には歴史がある。
近代日本の府の歴史がある。
この歴史を前もって勉強してから観光に行くと、いろいろ感慨深い旅になっていいと思う。
まあ、適当にGoogleで検索すれば出てくるけど、このページがよくまとまっているんじゃないだろうか。
疎水の歩みを語る


閑話休題。

普通は秋田新幹線で田沢湖駅に向かうと思う。僕もそうした。
秋田新幹線は本数も多いから困ることはないと思う。
で、問題は田沢湖駅からどうするかだ。

車に乗れる人ならば、レンタカーを借りるのが一番無難だ。
田沢湖駅前にレンタカー屋さんがあるから便利。
田沢湖駅から田沢湖までは来るまで10分くらい。

車に乗れない人や乗らない観光をしたい人はバスもある。
バスは1時間に一本あるから、まあ、なんとかなる。
ただし、駅前は何もないから、時間をつぶすのは少し退屈かもしれない。
後、バスの終電が5時くらいだから注意すること。
バスで行くと、田沢湖のほとりでおろしてくれる。
(参考)バスの時刻表はこのページから閲覧できる。
羽後交通株式会社のこのページ
=> 乗合バス路線名一覧


で、田沢湖のバスのターミナル駅で、おみやげ屋さんや駐車場が充実しているから、ここを拠点にするといい。
レンタカーの人も、ここに車をおいて観光することになる。

バスターミナルから、湖は目の前徒歩1分。
言葉通り真っ青な湖がとても綺麗。
周りは山だらけで、鉄塔もなくて、自然を満喫できる。
凄くいい。
僕が行った時期がたまたまなのかもしれないけれども、人も多くなくて、観光地っぽくない。

で、田沢湖は結構広い。
一週20キロある。

ここで問題となるのがバス組だ。
田沢湖といえば「辰子像」だけれども、バス組はまずこの辰子像を観光できないと思ってもらってかまわない。
なぜならば、バスターミナルの正反対側にあるからだ。
つまり、片道10キロ、往復20キロの距離にある。
もちろん、湖を一周するバスもあるのだけれども、それは本数が凄く少なくてまず不可能。

ちなみに、バスターミナルのそばに、レンタサイクル(自転車)屋があった。
秋とか春とかの涼しい時期で、一日中田沢湖にいるのならば、自転車で湖を一周してもいいのかもしれない。
凄く気持ちがよさそう。
(参考)田沢湖と自転車についてはこのページに詳しく解説されている自転車湖一周チャレンジin田沢湖

あと、田沢湖には遊覧船が走っている。
夏限定で田沢湖を一周する特別遊覧船も走っている。
これに乗れば、辰子像のそばまで載せていってくれるから、一応拝めることができる(じっくり観光をするのは無理)。

あと、田沢湖にはレンタルボート屋さんがある(手こぎタイプと、自転車タイプの2種類)
個人的には遊覧船に乗るよりも、こっちの方が楽しかった。
真っ青な湖を体で感じられるからだ。
手を湖に浸すこともできる。
魚も泳いでいてきもちいい(えさも売っている)。

あと、夏場は田沢湖で泳ぐことができる。
僕は泳げると思っていなくて水着を用意していなかったのが残念だ。
波もなくて、凄く綺麗で、水も冷たくて、凄く気持ちいい。
夏の晴れた日に観光に行くなら、思い切って水着を持って行きたいところだ。
ただし、シャワーとか着替える場所はない気がする。
(海と違ってシャワーに入る必要はないかもしれないけど)


とまあ、いろいろ書いてきたけれども、田沢湖は文句なしにお薦めの観光地だ。
田沢湖を眺めながらきりたんぽを食べる、こんな贅沢が他にあるだろうか。
田沢湖の青い湖は、歴史的な事情があるにしても、本当に綺麗。
水も、すんでいて綺麗。
空は広いし、景色にじゃまなものはない。
砂浜も綺麗で、泳げる。
これよりすばらしい湖が国内にあるなら、是非教えてもらいたいくらいだ。

これが遊覧船だ。
P1030016

これがレンタルボート。
湖の美しさを写真で表現するのは難しいけど、周りにじゃまな建造物等が一切ないのがわかってもらえるだろうか。
P1030019

レンタルボートに乗ると、魚がこんなに近くまで寄ってくる。
人間がえさをくれることを知っているようだ。
P1030029

外で食べるご飯はおいしい。
田沢湖ときりたんぽ。
P1030026


(参考)
田沢湖に来たなら、泊まりは乳頭温泉郷がお薦め。
旅行・観光レビューブログ: 乳頭温泉郷にある孫六温泉に行く

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