秋田の田沢湖を観光する
実のところ20年以上も日本に住んでいて、知らなかった湖だった。
日本一深い湖
うーん、学生時代地理で習っていても良さそうなのに記憶がない。
そして、あんまり話題にも上らないと思う。
深さは400メートル以上あって、東京タワーより深い。
そして青い。
まさにコバルトブルー。
まあ、このあたりがガイドブックに載っている田沢湖だろう。
でも、田沢湖には歴史がある。
近代日本の府の歴史がある。
この歴史を前もって勉強してから観光に行くと、いろいろ感慨深い旅になっていいと思う。
まあ、適当にGoogleで検索すれば出てくるけど、このページがよくまとまっているんじゃないだろうか。
疎水の歩みを語る
閑話休題。
普通は秋田新幹線で田沢湖駅に向かうと思う。僕もそうした。
秋田新幹線は本数も多いから困ることはないと思う。
で、問題は田沢湖駅からどうするかだ。
車に乗れる人ならば、レンタカーを借りるのが一番無難だ。
田沢湖駅前にレンタカー屋さんがあるから便利。
田沢湖駅から田沢湖までは来るまで10分くらい。
車に乗れない人や乗らない観光をしたい人はバスもある。
バスは1時間に一本あるから、まあ、なんとかなる。
ただし、駅前は何もないから、時間をつぶすのは少し退屈かもしれない。
後、バスの終電が5時くらいだから注意すること。
バスで行くと、田沢湖のほとりでおろしてくれる。
(参考)バスの時刻表はこのページから閲覧できる。
羽後交通株式会社のこのページ
=> 乗合バス路線名一覧
で、田沢湖のバスのターミナル駅で、おみやげ屋さんや駐車場が充実しているから、ここを拠点にするといい。
レンタカーの人も、ここに車をおいて観光することになる。
バスターミナルから、湖は目の前徒歩1分。
言葉通り真っ青な湖がとても綺麗。
周りは山だらけで、鉄塔もなくて、自然を満喫できる。
凄くいい。
僕が行った時期がたまたまなのかもしれないけれども、人も多くなくて、観光地っぽくない。
で、田沢湖は結構広い。
一週20キロある。
ここで問題となるのがバス組だ。
田沢湖といえば「辰子像」だけれども、バス組はまずこの辰子像を観光できないと思ってもらってかまわない。
なぜならば、バスターミナルの正反対側にあるからだ。
つまり、片道10キロ、往復20キロの距離にある。
もちろん、湖を一周するバスもあるのだけれども、それは本数が凄く少なくてまず不可能。
ちなみに、バスターミナルのそばに、レンタサイクル(自転車)屋があった。
秋とか春とかの涼しい時期で、一日中田沢湖にいるのならば、自転車で湖を一周してもいいのかもしれない。
凄く気持ちがよさそう。
(参考)田沢湖と自転車についてはこのページに詳しく解説されている自転車湖一周チャレンジin田沢湖
あと、田沢湖には遊覧船が走っている。
夏限定で田沢湖を一周する特別遊覧船も走っている。
これに乗れば、辰子像のそばまで載せていってくれるから、一応拝めることができる(じっくり観光をするのは無理)。
あと、田沢湖にはレンタルボート屋さんがある(手こぎタイプと、自転車タイプの2種類)
個人的には遊覧船に乗るよりも、こっちの方が楽しかった。
真っ青な湖を体で感じられるからだ。
手を湖に浸すこともできる。
魚も泳いでいてきもちいい(えさも売っている)。
あと、夏場は田沢湖で泳ぐことができる。
僕は泳げると思っていなくて水着を用意していなかったのが残念だ。
波もなくて、凄く綺麗で、水も冷たくて、凄く気持ちいい。
夏の晴れた日に観光に行くなら、思い切って水着を持って行きたいところだ。
ただし、シャワーとか着替える場所はない気がする。
(海と違ってシャワーに入る必要はないかもしれないけど)
とまあ、いろいろ書いてきたけれども、田沢湖は文句なしにお薦めの観光地だ。
田沢湖を眺めながらきりたんぽを食べる、こんな贅沢が他にあるだろうか。
田沢湖の青い湖は、歴史的な事情があるにしても、本当に綺麗。
水も、すんでいて綺麗。
空は広いし、景色にじゃまなものはない。
砂浜も綺麗で、泳げる。
これよりすばらしい湖が国内にあるなら、是非教えてもらいたいくらいだ。
これがレンタルボート。
湖の美しさを写真で表現するのは難しいけど、周りにじゃまな建造物等が一切ないのがわかってもらえるだろうか。
レンタルボートに乗ると、魚がこんなに近くまで寄ってくる。
人間がえさをくれることを知っているようだ。
(参考)
田沢湖に来たなら、泊まりは乳頭温泉郷がお薦め。
旅行・観光レビューブログ: 乳頭温泉郷にある孫六温泉に行く
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