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2007年9月27日 (木)

花巻温泉郷の鉛温泉である藤三旅館自炊部に宿泊する

●前提
このエントリはちょっと藤三旅館自炊部をバカにしたような書き方をしていますが、僕は藤三旅館自炊部が好きです。とても思い出深い旅館でした。藤三旅館自炊部はとても個性的な旅館だと思います。しかし、個性的であるがために、結構いろいろと凄いところが多いように思います。


●藤三旅館自炊部を選んだ理由
単純に安いからです。もちろん、安いだけならほかにもあるかもしれませんが、最高な温泉があってその上安いとなるとなかなかありません。藤三旅館には白猿の湯 | 鉛温泉 藤三旅館があります。説明文を引用します。

お風呂の深さは、約1.25mある立って入る珍しい温泉です。
立って入るお風呂は、立位浴と呼ばれ、全身にまんべんなく湯圧がかかり循環器系を整えるほか、血行促進にも効果があると言われています。

こんなことをいわれたら入ってみたいじゃないですか。しかし、普通の藤三旅館はちょっと高いです。けれども自炊部ならば1,580円で泊まれます。これは安い。ということで、僕は自炊部を選びました。しかし、それは想像以上に凄い経験をすることになりました。。


●交通
僕はレンタカーで行った。後述するとおり、近所のスーパーや食べ物屋に行きたくなるので自由に移動できる車があった方が良いと思う。花巻からは一本道でまず迷うことはない。ただ、藤三旅館は花巻温泉街の一番奥にあるから、ちょっと不安になるけれども、ずんずん車を走らせればOK。
このページ(アクセス | 鉛温泉 藤三旅館)を見ると無料シャトルバスもあるみたいだけれども、本数はもちろん少ない。


●詳細
自炊部と普通の旅館は廊下は繋がっているけれども、入り口が違う。この看板が分かれ道。


旅館部は赤い絨毯が引いてある綺麗な廊下に対して、自炊部は学校の廊下みたいな感じ。


これは中庭。ちょっと廃墟みたい。


自炊部という名の通り、自炊をするための設備がある。これが自炊をするところ。

で、これがガスコンロなんだけれども始めて見て驚いた。これは10円玉を入れると瓦斯が出てくるようになっている。


拡大写真。僕はこのガス設備を見ただけでこの旅館に来たかいがあったと思った。


一応お皿とかフライパンとかもある。でも、僕は利用する気になれなかった・・。


●ぶっちゃけ自炊部で自炊できるかどうかについて
僕は自宅で毎日自炊をしている。料理をするのは大好きだし、得意だと思う。けれども、ここで自炊はできないなと思った。なんていうんだろうか、写真じゃわからないけれども、雰囲気が凄い。なんていうんだろうなぁ。
あと、この旅館に住み着いているような感じの年配の方が結構沢山いる。その雰囲気に僕がなじめなかったのもあるかもしれない。
ちなみに洗濯機とかもあって、電気がコイン式になっている。コインランドリーじゃなくて、コンセントの部分にコインを入れる普通の洗濯機だ。これも変わっているなぁと思った。
んで、食材は旅館で売っているんだけれども、正直なところあまり食欲をそそるような材料はなかった。まあ、このあたりは好みの問題だと思うけれども。
僕の感想を述べると、自炊部で自炊をするのはオススメできない。勢い余って材料とかを買いそろえてくるとあとに戻れないので、安い旅館として宿泊するのが良いと思う。


●食事はどうするか
自炊部でも注文をすれば食事を出してくれる。けれども、この旅館の食事はあまりお勧めできないようなものだった。僕は近隣の旅館(花巻南温泉峡 大沢温泉)の食堂に食べに行った。この大沢温泉の食堂は外部の人でも気軽に入れるようになっていてオススメ。藤三旅館の一個手前(花巻方面)の旅館だ。とても美味しかった。
ちなみにこの大沢温泉にも自炊部があるのだけれども、とっても綺麗な自炊部だった。大沢温泉自炊部なら自炊ができるような気がした(笑)


●白猿の湯について
これはもうとても面白くて気持ちが良い温泉だった。このタイプの温泉はこの旅館にしかないわけだから、ぶっちぎりでオススメである。


●まとめ
サバイバルな雰囲気で旅館に泊まるのが楽しめる人ならば自炊部はとてもオススメだ。秘境な感じがしてとても楽しい。ただし、客室はとても古く、鍵も釘を穴に差し込むだけだったりと我慢できない人もいると思う。普通に綺麗な旅館に泊まって、白猿の湯だけを楽しみたいのならば、普通の旅館部の方を予約した方が良いと思う。
ただ、色々書いてきたけど自炊部、オススメですよ(笑)


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